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基本的な演算をする
基本的な演算の記述サンプルです。
サンプルコード
- 基本演算サンプル
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//足し算(10+20) int i = 10 + 20; → 30 //引き算(10-20) int i = 10 - 20; → -10 //掛け算(10×20) int i = 10 * 20; → 200 //割り算(10÷3) float f = 10f/3f; → 3.3333333 //余り(10÷3の余りを求める) int i = 10%3; → 1 //べき乗(2の3乗を求める) int i = 2^3; →8 //インクリメント(現在の値に1加算する) int i = 5; i++; →6 //デクリメント(現在の値に1減算する) int i = 5; i--; →4
i++と++iの違い
「++」は1加算する演算子ですが、変数の後ろに付けるか前に付けるかで挙動が少し変わります。
(1減算する「--」演算子も同様です。)
どのように変わるかというと、後ろに付けた場合は処理を行った後に加算するのに対して、前につけた場合は処理を行う前に加算するという違いがあります。以下で実際のサンプルをみてみましょう。
- i++(後加算)のサンプル
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public class CalcSample { public static void main(String args[]) { int i = 10; System.out.println(i); System.out.println(i++); //後加算 System.out.println(i); } }
- 実行結果
- C:\>java CalcSample 10 10 11
後加算の場合は処理を行ってから加算するので、この場合は画面表示してから加算するという流れになるので2回目の表示は10になります。
- ++i(前加算)のサンプル
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public class CalcSample { public static void main(String args[]) { int i = 10; System.out.println(i); System.out.println(++i); //前加算 System.out.println(i); } }
- 実行結果
- C:\>java CalcSample 10 11 11
前加算の場合は処理を行う前に加算するので、この場合は加算してから画面表示をするという流れになるので2回目の表示は11になります。