ファイル/ディレクトリ関連のAPI

Javaのファイル・ディレクトリ操作についてです。

Javaのファイル・ディレクトリ操作について

Javaの入出力関連のパッケージは、大きく3回の拡充が行われています。

Java I/O ※Java 1.0~
java.ioパッケージで提供された、当初から存在する入出力機能。
NIO(New I/O)※Java 1.4~
機能追加された入出力機能で、java.nioパッケージで提供されるが、ファイル操作は従来のjava.ioパッケージのAPIを使用する
NIO.2(New I/O 2)※Java 7~
さらに機能を強化させた入出力機能。非同期I/Oをサポートしたことが特徴。ファイル操作はjava.nio.fileパッケージのAPIを使用する

ファイル・ディレクトリを扱うAPI

ファイル、ディレクトリを扱うAPIには以下のようなものがあります。

【Java I/O】
API種類メモ
java.io.Fileクラスファイル、ディレクトリをオブジェクトとして表現するクラス
java.io.FileReaderクラスファイル入力ストリームを扱うためのクラス
java.io.FileWriterクラスファイル出力ストリームを扱うためのクラス
java.io.FileInputStreamクラスバイト単位でファイルからデータを読み取るクラス
java.io.FileOutputStreamクラスバイト単位でファイルにデータを書き出すクラス
【NIO】
API種類メモ
java.nio.file.Pathインターフェースファイルパスを扱うインターフェース
java.nio.file.PathsクラスPathオブジェクトを生成するユーティリティクラス
java.nio.file.FileSystem抽象クラスファイルシステムを扱う抽象クラス
java.nio.file.FileSystemsクラスファイルシステム用のファクトリクラス
java.nio.file.Filesクラスファイル、ディレクトリを操作するためのユーティリティクラス
java.nio.file.attribute.FileTimeクラスファイルのタイムスタンプ属性を扱うクラス

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