[API] java.util.Timerクラス

java.util.Timerは、タスクをスケジュールするためのクラスです。

java.util.Timerの特徴

java.util.Timerは以下の特徴があります。

  • 処理を一定間隔で繰り返したり、一定時間経過後に実行したりできる

java.util.Timerの継承・実装

継承クラス

java.lang.Object
 ・java.util.Timer

実装インターフェース

・なし

導入バージョン

・JDK1.3

java.util.TimerのAPI

【主要コンストラクタ】
コンストラクタ名説明
Timer()タイマーを生成する
Timer(boolean d)デーモンとして実行されるタイマーを生成する
Timer(String n)名前を指定してタイマーを生成する
Timer(String n, boolean d)名前を指定してデーモンとして実行されるタイマーを生成する
【主要メソッド】
戻値型メソッド静的説明
voidcancel()タイマーを終了する
voidschedule(TimerTask task, Date time)指定した時間に指定したタスクが実行されるようスケジュールする
voidschedule(TimerTask task, Date firstTime, long period)指定した時間に開始して固定遅延実行を繰り返すようにスケジュールします。
voidschedule(TimerTask task, long delay)指定した時間後に指定したタスクが実行されるようスケジュールする

java.util.Timerサンプル

(処理を3秒後に実行する例)

import java.util.Timer;
import java.util.TimerTask;

public class TimerTest {
  public static void main(String[] args) {

    TimerTask task = new TimerTask() {
      public void run() {
        System.out.println("実行!");
      }
    };

    Timer timer = new Timer();
    timer.schedule(task, 3000);

  }
}
(5秒後から3秒間隔で実行を繰り返す例)

timer.scheduleAtFixedRate(task, 5000, 3000);

※上記サンプルの14行目を置き換えてください。

(Timerを終了する)

timer.cancel();

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