for文について
for文は、同様の処理を一定回数繰り返し処理したい場合に使用する構文です。
強制的にforループを抜けたい場合は、breakを使用します。
現在の処理を中断して次のループ処理を行いたい場合は、continueを使用します。
for構文
for構文は以下の通りです。
for ( 初期値; 繰り返し条件; 継続処理 ) {
//処理
}
- for句の「初期値」と「継続処理」は複数定義可能。
- for文内で複数の変数を初期化する場合は同じ型であれば可。
○ for (int i=0, j=0; i<3; i++){}
✕ for (int i=0, long j=0; i<3; i++){} - for句の全ての項目は省略可能。
(例)for(;;){} ←このような書き方もOK
※この場合は無限ループになる - break句、continue句の次に処理を記述するとコンパイルエラーとなる
(到達不能コードエラー)
forサンプルソース
for文サンプル
- (ForSample1.java)
-
public class ForSample1{ public static void main(String args[]) { //処理を5回繰り返す for (int i=0; i<5; i++) { //画面出力する System.out.println(i); } } }
- (実行結果)
- C:\>java ForSample1 0 1 2 3 4
for文サンプル(breakあり)
- (ForSample2.java)
-
public class ForSample2{ public static void main(String args[]) { //処理を5回繰り返す for (int i=0; i<5; i++) { //処理が3回目以降なら繰り返し処理を止める if (i>=3) { break; } //画面出力する System.out.println(i); } } }
- (実行結果)
- C:\>java ForSample2 0 1 2
for文サンプル(continueあり)
- (ForSample3.java)
-
public class ForSample3{ public static void main(String args[]) { //処理を5回繰り返す for (int i=0; i<5; i++) { //処理が3回目なら次のループ処理へ移る if (i==3) { continue; } //画面出力する System.out.println(i); } } }
- (実行結果)
- C:\>java ForSample3 0 1 3 4
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