if文は、条件により処理を分岐したい時に使用する構文です。
if文について
if文は条件により処理を分岐させるために使用される、最も使用される構文のひとつです。
if構文
if構文、if~else構文、if~elseif構文、if~elseif~else構文があります。
- (if構文)
- if (条件) { //条件の結果がtrueの場合の処理 }
※条件がfalseの場合は何も処理を行いません。
- (if~else構文)
- if (条件) { //条件の結果がtrueの場合の処理 } else { //条件の結果がfalseの場合の処理 }
※条件がfalseの場合はelse句の処理を行います。
- (if~elseif構文)
- if (条件1) { //条件1の結果がtrueの場合の処理 } else if (条件2) { //条件2の結果がtrueの場合の処理 }
※else if句は複数定義できます。else ifを複数定義した場合は一番初めにtrueとなった処理のみが実行されます。すべての条件がfalseの場合は何も処理を行いません。
- (if~elseif~else構文)
- if (条件1) { //条件1がtrueの場合の処理 } else if (条件2) { //条件2がtrueの場合の処理 } else { //上記すべての結果がfalseの場合の処理 }
※else if句は複数定義できます。else ifを複数定義した場合は一番初めにtrueとなった処理のみが実行されます。すべての条件がfalseの場合はelse句の処理が実行されます。
ifサンプル
if構文
if (count == 1) {
//countが1の場合の処理
System.out.println("countは1です");
}
処理が1行の場合は、以下のように{}を省略することもできます。
(セミコロンで区切って1行に複数の処理を書くのはNGです)
if (count == 1) System.out.println("countは1です");
if~else構文
if (count == 1) {
//countが1の場合の処理
System.out.println("countは1です");
} else {
//countが1でない場合の処理
System.out.println("countは1ではありません");
}
if~elseif構文
if (count == 1) {
//countが1の場合の処理
System.out.println("countは1です");
} else if (count == 2) {
//countが2の場合の処理
System.out.println("countは2です");
}
if~elseif~else構文
if (count == 1) {
//countが1の場合の処理
System.out.println("countは1です");
} else if (count == 2) {
//countが2の場合の処理
System.out.println("countは2です");
} else {
//countが1でも2でもない場合の処理
System.out.println("countは1でも2でもありません");
}
三項演算
三項演算子を使うとシンプルにif文を書くことができます。
- (三項演算構文)
- ( 条件 ) ? 「条件がtrueの場合の処理」:「条件がfalseの場合の処理」;
三項演算サンプル
三項演算と通常のif文の比較です。以下サンプルは両方とも同じ意味の処理です。
- (三項演算)
-
boolean b = (count==10)?true:false;
- (通常のif文)
-
boolean b; if (count==10) { b = true; } else { b = false; }
※三項演算子を多用するとソースコードの可読性が悪くなるため、ご注意ください。
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