javaコマンドは、javaを実行する時に使うコマンドです。
javaコマンドについて
javaコマンドで実行するモジュールは、コンパイルした.classファイルになっている必要があります。 .javaファイルをコンパイルするには、javacコマンドで行えます。
javaコマンド構文
java [オプション] 完全修飾クラス名 [引数…]
＜クラス名＞に指定するのはクラスの名前なので、拡張子（.class）は不要です。
※オプションと引数の指定は任意です。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -classpath （-cp） | 他のクラスやjarを参照する時に指定します。 複数指定する場合は「;」（セミコロン）で区切ります。 （例）-classpath ./;c:\Sample.jar ※カレントを含める場合は必ず先頭に「./」を含めてください。 |
| -help （-?） | ヘルプ（コマンドの構文とオプション一覧）を表示する （例）java -help |
| -version | javaコマンドのバージョン番号を表示する （例）java -version ※versionオプションの時はファイル名等は指定しません。 |
| -jar | jarファイルを実行する （例）java -jar Hoge.jar |
| -ea | アサーションを有効にして実行する （例）java -ea Sample |
オプションは他にもあります。「java -help」コマンドでご確認ください。
javaコマンド実行例
- （C:\pkg1\Sample.classを実行する）
- C:\>java c:\pkg1\Sample
- （C:\pkg1\Sample.classを引数２つ（”AAA”と”BBB”）指定して実行する）
- C:\>java c:\pkg1\Sample AAA BBB
- （C:\Hoge.jarを実行する）
- C:\>java -jar Hoge.jar
- （pkgパッケージに属するSampleクラスを実行する）
- C:\>javac -cp pkg c:\hoge Sample
- （コマンドのヘルプを表示する）
- C:\>java -help
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